愛媛大学工学部 環境建設工学科 愛媛大学工学部 環境建設工学科

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環境建設工学科について

高校生の皆さんへ-学科紹介-

 人間が都市に住みはじめてからずっと、地球上のありとあらゆるところでCivil Engineer(土木技術者)は次々に起こる都市や地域の問題に取り組んできました。今、環境やエネルギーの視点から都市内での車の使い方が議論されていますが、ローマ時代の都市にも、環境や交通の問題はありました。ローマの中心部の混雑緩和のために、荷車は昼間に市内に入ってはいけないというルールを作ったのはあのシーザーだと言われています.今日では、歩いて暮らせる都心の環境を守るために、都心に入る車には一定の費用を負担してもらうといったことも検討されています。

 水道の蛇口をひねると水は出る。駅に行けば遅れずに電車は来る。みなさん、それをあたりまえだと思っていますよね。でも、地域の社会基盤の整備と維持管理を怠ると、安全で快適な生活を送ることはできません。大量の人や物が長距離を高速で移動している現代では,環境や交通の問題はどんどん広域化、複雑化しています。環境問題を始めとする多くの都市・地域問題を理解し,そして具体的に解決していく。そのための基礎的な知識を学び、創造力を身につけることができるのが環境建設工学科です。

 自然にも、社会や人間にも関心があるという好奇心の旺盛な人は、社会基盤整備の分野で活躍できます。柔軟な発想とたくましい精神の持ち主はもちろん、これからそれを鍛えたいという人もwelcomeです。入学してからの勉強は、はっきり言って楽ではありません。時には厳しく鍛えることもあるでしょう。責任ある仕事のできる人材になってもらうためには,自分の頭で考えることのできる人を作らなければならないと環境建設工学科は考えるからです。

 国際化が凄まじい勢いで進んでいます。環境建設工学科では、このような時代の流れに遅れることがないように、国際的技術者共通資格「JABEE」認定に向けた教育コースである土木工学コースを用意しています。JABEEプログラムは単に知識の詰め込みだけではなく、次のような幅広い目標の達成をめざしています。

  1. 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
  2. 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果,及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
  3. 数学及び自然科学に関する知識とそれらを応用する能力
  4. 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
  5. 種々の科学,技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
  6. 論理的な記述力,口頭発表力,討議等のコミュニケーション能力
  7. 自主的,継続的に学習する能力
  8. 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力
  9. チームで仕事をするための能力

 このような目標達成に向けて、教育方法の不断の改善、学生自身による学習能力の向上など、教員ならびに学生が相互に関与する総合的な教育向上システムを採用しており、レベルの高い教育成果が保証されています。

 一方、まちづくりや国土のマネジメントは、これまでのように理 系の土木技術者だけの仕事ではありません。環境建設工学科では、 文化的な素養を持ち、社会や経済に明るく、またはデザインや景観 のセンスを持つなど、多様な個性を持つ技術者を育成する社会デザ インコースも用意しています。文系の生徒をも積極的に受け入れ、 文理を融合したエンジニアリング教育をします。

 歴史と文化の香りもただよい、自然環境にも恵まれた松山市は、みなさんが落ち着いて勉強するのに適した街です。環境建設工学科で一緒に学びませんか。

*当学科の土木工学コースはJABEE認定コースと認定されました.したがって,土木工学コースおよび2006年3月卒業生以降のシビルエンジニアリング専修コースの卒業生は日本技術士会の「修習技術者」になり,申請すれば技術士補になれます(指導する技術士の存在が必要).

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