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イベント


科学フェスティバル


   愛媛大学の学園祭と並行して行われた 「観て さわって第16回 科学,体験2009フェスティバル」に 私たち水環境工学研究室のメンバーも参加させて頂きました.
   展示内容はパックテストとダイラタント流体
・パックテスト:水質(ph)を調べる検査のこと
・ダイラタント流体:力を加えると固くなるになる流体のこと

↓片栗粉と水を調合してダイラタント流体を作る田川君

   片栗粉と水をだいたい1:1で合わせるとダイラタント流体になります.
簡単に原理を説明すると,細密充填している液体に力を加える事によって粒子間の隙間が広がり, 水分子がその隙間に入り込みます,すると流体の力を加えた部分が水分を失い固くなります.


   パックテストのコーナーでは実際に酸性,中性,アルカリ性の水溶液でテストし,色が変わるのを確かめてもらいました. 子供達に「お家で実験してごらん」と試薬をあげると喜んでいました.


   ダイラタント流体のコーナーは本当に人気でリピーターが続出し,中には二日続けて来る子も…


   元気過ぎる子供達に一苦労(汗, それでもみんな笑顔を絶やさず頑張って相手していました.


ダイラタント流体は,じっとしてると沈んじゃう!



土木学会が展示した気象災害のパネルに釘付け,
将来が楽しみですね.



   かくして2日に渡る科学フェスティバルが終わりました. 小さい子の相手は想像以上に大変でしたが,とても充実した2日間でした.
   今回のフェスティバルで子供達に興味を持ってもらい, 実際に触って体験させることで子供達の探究心を育めたんじゃないでしょうか.




 
 
文責 藤井