第4回坊っちゃんセミナー Frontier of the MFD study (2)

 2017年10月13日、愛媛大学にて、IFSTTAR Prof. Ludovic Leclercq、立命館大学 塩見康博先生、愛媛大学 坪田隆宏先生を講師としてお招きし、第4回坊っちゃんセミナー Frontier of the MFD study (2)を開催しました。


Prof. Ludovic Leclercq, IFSTTAR
Large-scale transportation systems: Monitoring, Modelling and Simulation based on the MFD concept



配布資料

 都市を複数のエリアに分割することによって交通力学をモデリングすることをご紹介されました.また,大規模な都市交通の動態を把握するための新しいデータ駆動型アプローチをご紹介されました.



塩見康博 立命館大学 准教授
Controlling Autonomous Vehicles for Minimizing Delays at a Sag Bottleneck


配布資料

 容量低下(CD)のメカニズムを交通流の変分理論(VT)に組み込むことをご紹介されました。また、モデル予測制御(MPC)に基づいて特定の車両を制御することによって、サグボトルネックの遅延を最小化することについてご紹介されました



坪田隆宏 愛媛大学 助教
Estimating Macroscopic Fundamental Diagrams of Brisbane, Australia: Characteristics and limitations of data sources


配布資料

 累積車両数に基づく方法と、タクシーの全地球測位システム(GPS)ログからの車両の軌跡に基づく方法から、信号化された幹線道路の交通状態変数を推定する2つの方法を比較したことについてご紹介されました。