都市計画研究室

交通・都市環境計画研究室

都市・地域デザイン研究室

@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室


交通工学について

 交通とは,人やモノが移動することで,人の移動は狩猟民族による狩り,モノの移動は農耕民族による物々交換がそれぞれの起源と考えられ,現代では,これらの移動に加えて物々交換,情報交換あるいは通勤通学のための人の移動が加わっています. 古代ローマ時代に整備されたアッピア街道は,有事における軍隊の迅速な移動を可能とするために建設され,平時には馬車による物流交通が通行することで経済発展を支える機能を果たし,ローマ帝国繁栄の礎となりました. 交通工学は,安全保障と生産性向上を目的に,効率的な人やモノの移動を実現するための技術を養成するための学問です.



研究内容

 交通の安全性ならびに円滑性向上を目的として,交通関連のビッグデータを解析し,最先端のAI技術,スマホアプリや交通シミュレーション技術を駆使して,新しい交通制御手法や交通マネジメント手法に関する理論構築を行っています.

交通事故リスクマネジメント研究会





具体的な研究

・交通事故リスクマネジメントに関する研究

・生活道路における事故リスクに関する研究

・集計QKを用いた交通モニタリングと交通制御手法

・道路の整備効果に関する研究





交通事故リスクマネジメントに関する研究

ビッグデータを解析することにより事故の起こりやすさ(以下「事故リスク」)を評価する方法を確立します.そして,同評価方法によって獲得される事故リスク情報を活用して,交通の安全性を高めるための交通マネジメント手法を提案します. 事故リスクは,生活道路>幹線道路>高速道路の順に低くなりますので,生活道路から幹線道路へ,幹線道路から高速道路へと各車両の通行経路を変更することで事故を削減することができます.





生活道路における事故リスクに関する研究

 生活道路では幹線道路と比べて約3倍程度事故が起こりやすいことがわかっています.そこで,事故の起こりやすい生活道路を利用する交通に対して幹線道路の利用を促すための効果的な方法について研究しています.また,一方通行規制や交差点ミラー設置の有無など,生活道路において事故を起こりやすくする要因を分析するとともに,事故リスクを軽減するための有効な対策について研究しています.





集計QKを用いた交通モニタリングと交通制御手法

 生活道路では幹線道路と比べて約3倍程度事故が起こりやすいことがわかっています.そこで,事故の起こりやすい生活道路を利用する交通に対して幹線道路の利用を促すための効果的な方法について研究しています.また,一方通行規制や交差点ミラー設置の有無など,生活道路において事故を起こりやすくする要因を分析するとともに,事故リスクを軽減するための有効な対策について研究しています.



道路の整備効果に関する研究

  道路の整備は建設費用と道路が建設されることによる渋滞緩和効果や安全性向上効果(以下「便益」)とを比較して,効率よく便益を獲得することができる道路を作ることが良いとされています.そこで,道路を整備した際の便益を,渋滞緩和と安全性向上の両面から評価する方法を開発しています.例えば,松山外環状線の整備では,安全性向上により,1年間で1.44億円の便益が獲得されるとの結果が得られました.

交通行動分析について

現在リニューアル中ですのでお待ちくだい.





研究内容

 時空間情報に対する認知バイアスを巧みに利用することを通じて,豊かな空間体験を提供する設計技術の開発や政策の提案につながる研究を行っています.



具体的な研究

・視覚性ワーキングメモリの駆動による和風建築要素に対する注意の捕捉効果

・歴史的景観キャラクタライゼーションが継続的な土地利用に与える影響分析

・虚偽記憶が主観的時間に与える影響について









景観工学について

 景観とは、都市や自然をはじめとした環境を構成するさまざまな要素の関係性の上に浮かび上がる「環境の眺め」です。景観を通して把握した要素の関係性を整えることで、わたしたちの生活と心を豊かにする環境を創造することが景観工学の目的であり、特に土木分野における景観工学では、土木構造物や地域との協働の場所づくりにむけた公共空間への展開を見据えた研究が盛んに行われています。



研究内容

 当研究室では、公共空間を設計する土木工学や建築学の知見と、人の心の動きを探求する心理学や認知科学の知見を融合し、豊かな体験をもたらす環境を創造するための方法論を見出すことを目指しています。近年取り組んでいる主な研究テーマは、以下の通りです。

景観認識・景観評価
 景観は、環境を眺めることで現れる人間の心理現象です。そのため、都市空間や土木構造物を計画・設計する際には、それらがどのような姿として景観に現れるのか、予測や評価を行うことが必要不可欠です。当研究室では、空間情報学の分野で用いられるPPGISと呼ばれる手法に基づき人々の景観認識に迫ろうとしています。また、アイトラッキング、脳波の取得、実験心理学の分野で蓄積が進む記憶計測技術等を駆使した室内実験により、人々の景観認識の特徴を解き明かし、景観の評価へ繋げることに挑戦しています。




景観の保全と再生
 私達の先人は、多様な気候のなかで地域の自然と関わりながら生業を立て、生活を営み、長い年月をかけてその土地ならではの景観を築きあげてきました。こうした歴史に根ざした暮らしの景観を保全しながらも、時代の要請に応じて適切な方向に誘導し、発展的に次世代に引き継いでゆくことが求められています。そこで、考古学の分野で用いられている手法を基に開発されたHistoric Landscape Characterisation; HLCにより、地域の歴史的景観の保全状況と景観保全がもたらす効果を実証的に検証しています。





都市・地域空間構造分析
 私たちはひとつひとつの街路を歩いた体験を紡ぎ合わせながら、都市や地域を理解しています。したがって、都市や地域の認識は街路の接続関係をはじめとした空間構造に影響を受けます。近年、豪雨による水害が頻発する中、洪水からの逃げ遅れが問題となっていますが、こうした逃げ遅れは都市・地域の空間構造に起因した私たちの空間認識に原因があると考えています。Space Syntax理論と呼ばれる空間構造の解析技術と心理学の知見を融合しながら、都市・地域の空間構造と防災・減災意識の関係を解き明かすことを試みています。




景観まちづくりのプロセス
 景観まちづくりは、施設の計画・設計のみならず、地域のヴィジョンや戦略の策定、事業展開など様々なマネジメント方策もその領域に含まれます。したがって、行政や住民、民間事業者などまちづくりに関わる多くの人の協働の下、展開してゆくことが重要です。しかし時として、それぞれの思いがぶつかり合い、議論が暗礁に乗り上げることがあります。多様な価値観を認め合い、協働して景観まちづくりを進めるための方策を提案すべく、社会心理学の知見に基づき実証的研究に取り組んでいます。



研究内容の詳細は、rsearchmapをご覧ください。



デザインの実践

 学術研究によって明らかになった知見を踏まえ、公共空間のデザインに取り組んでいます。デザインは、エンジニア・アーキテクトと呼ばれる土木デザインを専門とする設計事務所のみなさん、まちの未来を考え公共空間の整備や管理を担う行政のみなさん、公共空間を使いこなし、育ててゆく住民のみなさんと知恵を絞りながら進めていきます。社会実験と称し、プロトタイプを作成して使い心地や課題を確認することもあります。公共空間の整備は、規模が大きく、長い時間を要するため当研究室の関わりは僅かですが、こうしてデザインに関わった公共空間が完成し、住民のみなさんが思い思いに過ごす姿を見たり、自分自身で公共空間を体験したりするその時間は、何事にも代え難い幸せな時間です。



メッセージ

 公共空間は、多くの人が、長きに渡り使用します。街路であれば、その道が友人と連れ立って歩く通学路になったり、幼い我が子の手を取り進む散歩道になったりします。あるいは、人生の節目となる特別な日に通る道になるかもしれません。さらに、いまを生きる人はもちろん、50年後、100年後の人たちも同じ様にその道を歩くことでしょう。景観工学の目的は、こうした人が豊かに生きることのできる環境を創造することにあります。よい景観は、人の心を、生活を豊かにする。そう信じて知恵を絞り、デザインの現場に身を投じることは実にやりがいのあることだと思っています。

交通工学について

安全で円滑な道路交通の実現を目指すことが「交通工学」の目標です.その為には,交通現象の理解(観測とモデル化)と,それに基づいた予測が必要となります.当研究室では,車両感知器やプローブデータ,交通事故記録など,多様な交通データから交通の現状を把握(観測)し,統計的手法によるモデル化を行うための解析や理論構築を行っています.最近では機械学習(AI)を活用した交通予測手法の開発にも取り組んでいます.

@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室

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教員情報について

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迷惑防止のため(@)にしております.

職階

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好きな食べ物

休日の過ごし方


学生時代


学生に一言

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倉内 慎也/KURAUCHI SHINYA

教員情報について

mail:kurauchi(@)cee.ehime-u.ac.jp

迷惑防止のため(@)にしております.

職階

専門分野

出身地

生年月日

趣味

好きな食べ物

休日の過ごし方

学生時代

学生に一言

准教授

交通行動分析

愛知県

04/01

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天下一品

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白柳 洋俊/SHIRAYANAGI HIROTOSHI

教員情報について

mail:shirayanagi(@)cee.ehime-u.ac.jp

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職階

専門分野

出身地

生年月日

趣味

好きな食べ物

休日の過ごし方

学生時代

学生に一言

講師

景観工学

静岡県

07/23

季節の花を買うこと

漬物

気持ちの良い場所でピクニックをしています

たくさん放浪していました

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坪田 隆宏/TAKAHIRO TUBOTA

教員情報について

mail:t.tsubota(@)cee.ehime-u.ac.jp

迷惑防止のため(@)にしております.

職階

専門分野

出身地

生年月日

趣味

好きな食べ物


休日の過ごし方


学生時代














学生に一言

准教授

交通工学

兵庫県

02/15

登山,映画鑑賞,クラリネット(休業中)

なんでも美味しく食べますが,よく食べるもの

は立ち食いそばと餃子です.

山に行くか本を読むか,Amazon primeで昔の

映画を観ています.

大学生になったらとにかく海外に行きたかった

ので,在学中は何かと機会を見つけて10カ国

ほど回りました.4年生の頃に東南アジアを回

ったのは良い思い出です. 2年生まで,とある

寮に住んでいましたが,そこはリアル「魁 男

塾」の世界で,私の人格形成に少なからず影響

を与えたと思います.

研究室ではしっかり研究/勉強しましょう.外

では目一杯,今しかできないことに時間を使っ

てください.学生時代は時間が自由に使える最

後の機会ですので,後悔のないように過ごして

ください.



@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室





吉井研究室

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倉内研究室

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白柳研究室

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坪田研究室

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@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室



@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室

卒業生の進路先(平成30年~令和2年度)

主な進学先/就職先(カッコ内は人数)

進学:愛媛大学大学院(13)、東京工業大学大学院(1)、広島大学大学院(2)
公務員:松山市(1)、広島市(2)、徳島市(1)、大洲市(1)、姫路市(1)、高知県(1)、広島県(3)、山口県(1)、陸上自衛隊(1)、国土交通省四国地方整備局(1)
その他:NEXCO西日本(2)、阪神高速道路(1)、西日本旅客鉄道(1)、四電建設コンサルタント(1)、極東興和(1)、パシフィックコンサルタンツ(1)、復建調査設計(2)、長大(1)、奥村組(1)、熊谷組(1)、ニュージェック(1)、三浦工業(1)


    

各進路先の割合



@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室

教員居室・研究室について

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倉内居室  314号室

白柳居室  306号室

坪田居室  305号室

秘書居室  310号室

学生部屋  301号室




各交通機関からのアクセスについて

 松山空港→(リムジンバス470円)→JR松山駅→(伊予鉄 環状線 ① 170円)→ 鉄砲町駅 徒歩2分 (約50分)松山空港→(タクシー2,500円程度,約25分)→鉄砲町



大学・研究室住所

    
〒790-8577 愛媛県松山市文京町3番(工学部2号館3F)
    
愛媛大学 工学部工学科 社会基盤工学コース・社会デザインコース
    
交通・都市環境計画研究室
    
都市・地域デザイン研究室
    
    
    




@2023 交通・都市環境計画研究室/都市・地域デザイン研究室


2024年1月発行

<発行日11/22>都市計新聞_第31号


 

2023年11月発行

<発行日11/22>都市計新聞_第30号


2023年10月発行

<発行日10/23>都市計新聞_第29号


2023年7月発行

<発行日7/29>都市計新聞_第28号

<発行日7/12>都市計新聞_第27号


2023年6月発行

<発行日6/20>都市計新聞_第26号


2023年5月発行

<発行日5/24>都市計新聞_第25号

<発行日5/10>都市計新聞_第24号


2023年3月発行

<発行日3/1>都市計新聞_第23号


2023年2月発行

<発行日2/1>都市計新聞_第22号


2023年1月発行

<発行日1/18>都市計新聞_第21号


2022年12月発行

<発行日12/14>都市計新聞_第20号


2022年11月発行

<発行日11/30>都市計新聞_第19号

<発行日11/16>都市計新聞_第18号

<発行日11/2>都市計新聞_第17号


2022年10月発行

<発行日10/19>都市計新聞_第16号

<発行日10/5>都市計新聞_第15号


2022年9月発行

<発行日9/21>都市計新聞_第14号

<発行日9/7>都市計新聞_第13号


2022年8月発行

<発行日8/24>都市計新聞_第12号

<発行日8/3>都市計新聞_第11号


2022年7月発行

<発行日7/20>都市計新聞_第10号

<発行日7/6>都市計新聞_第9号


2022年6月発行

<発行日6/29>都市計新聞_第8号

<発行日6/22>都市計新聞_第7号

<発行日6/15>都市計新聞_第6号

<発行日6/8>都市計新聞_第5号

<発行日6/1>都市計新聞_第4号


2022年5月発行

<発行日5/25>都市計新聞_第3号

<発行日5/18>都市計新聞_第2号

<発行日5/11>都市計新聞_第1号




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実験室/サーバー室の利用について

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