教育

「教育」は事前復興の取り組みを深化させるための重要な課題です。少なくともそれは南海地震が襲来するその日まで継続する必要があります。ここでは行政職員と地域住民の方々(小学生から大人まで)を対象に,災害時の復興対応に関わるさまざまな知識の習得と体制の構築を継続するための事前復興を念頭に置いた防災・事前復興教育プログラムの構築に取り組みます。

  • 小中高生の教育   地域における小・中・高生の防災・事前復興の学習教育プログラム
  • 住民ワークショップ 地域における住民(大人)の防災と復興の学習型WSプログラム,地域課題の提案型WSプログラム
  • 行政の訓練教育   行政職員の日頃からのイメージトレーニング・プログラム

小学生から大人までの教育プログラム

事前復興は災害という負のイメージで考えるのではなく,地域にとっての新しいまちづくり(希望)としてとらえるという視点が重要です。特に小中学生に対する教育姿勢としては留意すべき点です。また,地域内において,あるいは地域を越えて,若い(幼い)年代から青年,成人,高齢者までの各年代の住民が繰り返し学ぶ機会を提供する必要があります。以上のような考え方を基本に,教育プログラムの開発を行います。作品募集(コンテスト形式)や小学校の総合学習内での授業案を提示し,意見収集や試行を行っています。

【事前復興の捉え方(新しいまちづくりの希望)】